お湯がでない、温度調節ができないなどのトラブル・故障は、様々な原因が考えられますが、今回は、給湯器が原因で起こってしまうトラブル・故障についての対処法をまとめました。
※給湯器は精密機器です。無理にご自身で直そうとせず不明点がある場合は、給湯器業者に相談してみることをおすすめします。
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給湯器トラブルその1 お湯が出ない
チェックするポイント
- ガス栓・給水元栓は全開ですか?
- 水抜き栓のフィルターはきれいですか?
- 電源プラグが抜けていませんか?
- 運転スイッチは入っていますか?
- リモコンのスイッチは入っていますか?
“お湯が出ない”原因と対処法
原因のひとつとして、ガスメーターがガスを遮断していることが考えられます。
対処法の手順は以下にまとめてあります。
- 栓を閉じたり電源をきったりして、全てのガス機器をとめます。
- ガスメーターの黒いキャップ(復帰ボタン)を左に回して外します。
- 復帰ボタンを1回だけ、ゆっくりと奥まで押し込み、またゆっくり手を離します。
- 赤ランプがゆっくり点滅したら黒いキャップを元に戻し、3分待ちます。
- 赤ランプが消えると、ガスが使えるようになります。
給湯器トラブルその2 温度がうまく調節できない
チェックするポイント
- ガス栓・給水元栓は全開ですか?
- 給湯温度は適切に設定されていますか?
給湯器のトラブルその3 水が漏れてる!
チェックするポイント
- ガス温水機器の水入口元バルブはしっかりと閉まっていますか?
給湯器のトラブルその4 おいだきができない
チェックするポイント
- 浴槽の中に十分な量のお湯が入っていますか?
- ポンプに水が通っていますか?
- お風呂のフィルターにゴミなどが詰まっていませんか?
- 近隣で断水を行っていませんか?
給湯器のトラブルその5 リモコンにエラーコードが表示される
チェックするポイント
給湯器にトラブルが起こると、リモコンに点滅した数字が表示されます。
これはエラーコードと呼ばれるものです。
エラーコードの内容を確認することで、故障原因がわかります。
他の番号が表示されている場合は、下のサイトを参照してみてください。
ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスのメーカーごとのエラーコードがまとまっています。
給湯器のトラブルその6 変な音がする!
実は異常ではない可能性が高い音
■運転を停止した後の「ブーン」という音
ファン(扇風機)が回転している音です。次に使う時に備えて機器が作動しているため、停止後もこのような音が出ます。
■給湯栓を開け閉めしてしばらくした後にでる、「クックックー」という音
ファンの音と同じです。
次に使う時に備えて機器が作動しているため、停止後もこのような音が出ます。
■「ウーン」という音
ポンプの音です。
追い焚きが終わった時、残り湯をチェックする時、低温時の凍結を予防する時に、ポンプが作動します。
■壁伝いの振動音
給湯器の振動が伝わっています。
防振金具やパッキンを取り付けることで、音を低減することが出来ます。
■「ジュージュー」という音
結露した水が蒸発する時にでる音です。
■「ピー・ピヨピヨ」という音
電源が入っている状態の時は、そのような音がします。
まとめ
色々チェックしたけど、お湯がでない、エラーコードがリモコンに表示されたままである、そういうときは無理にご自身で直そうとせず給湯器の修理、交換専門のメーカーもしくは、業者に相談してみてください。
最近の給湯器業者は、24時間365日体制で無料相談を行っているところもあります。
ガスのトラブルはご自身で解決するのは危険な場合も多々ありますので、気になることがある場合は、まずは気軽に相談してみてください。
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メーカーに現場調査を依頼する場合は、原則、出張費がかかります。
出張費の目安は、3,000円〜5,500円です。
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ぜひ、業者選びの際に参考にしてみてください。