給湯器から水漏れする原因と対処方法
給湯器からの水漏れトラブルが一番多いトラブルのようです。水漏れは、中の配管や、パッキンが劣化しているサインです。放っておくと、危険なこともあります。早めに対処しましょう!
水漏れ放置の危険性
給湯器が水漏れをしていても、ちゃんと機能しているから大丈夫だと放置している方、危険な状態にあるかもしれません。
水漏れが炎から遠い場所で起これば大丈夫ですが、近くで起きた場合、不完全燃焼を起こして、人に害を及ぼす一酸化炭素を発生するかもしれません。
また、電気系統に漏れた水が入って、ショートすることも考えられます。早めの対処をオススメします。
水漏れの原因とは
主に3つの原因が考えられます。
1、劣化による水漏れ
給湯器は毎日使います。7年から10年ほど経つと、内部の部品は劣化します。パッキンなどのゴム性の部品は劣化すると破損しやすく、水漏れを起こします。
2、施工時の整備不良
新しい給湯器を使い始めて、すぐに水漏れがあった場合は、ほぼ施工時の整備不良と考えられます。
すぐに設置してもらった会社に連絡して、見てもらいましょう。無料で修理してもらえます。
3、長期間使っていなかった
旅行などで長期間使わなかった場合、給湯器内部の圧が高まっているために、水抜き栓から水を排出して、減圧します。お湯を出してみて、異常がなければ大丈夫です。
寒い地域の方は、長期間放置すると水が凍結して、給湯器内部の部品が破損している場合があります。その場合は業者に見てもらいましょう。
※一時的に水抜き栓から水が漏れている場合は、心配ありません
3もそうですが、水抜き栓は以下3つの理由で機能します。
- 寒冷地での水の凍結を防ぐため
- 給湯器内部のを減圧するため
- 点検の時に配管内の水を抜くため
一時的に水が出ているのであれば、大丈夫です。頻繁に水がでている、水の出る量が多いという方は、業者に見てもらったほうがいいでしょう。
給湯器から大量に水漏れしている時の対処法
水抜き栓から大量の水漏れが発生している場合は、給湯器のコンセントを抜いて、給湯器のすぐ下にある給水バルブを閉めてください。(しかし、その間、お湯を使うことはできません)
給水バルブは普段使わないので、硬くなっていることがあります。どうしても無理な場合は、水道メーターがあるところの止水栓を止めてください。
自分での修理は可能か?
修理に来てもらうのに5000円近くもかかってもったいないから、自分で修理しょうと思う方は多いと思います。
給湯器の内部の構造はわかりやすいものではありますが、パッキンや給湯器内部の銅管の劣化を自分で修理するのは難しく、違う箇所の水漏れを引き起こす原因にもなります。また、ガス管を誤って破損させた場合は大事故に繋がります。
必ず、業者に連絡してください。
修理か、交換か?
給湯器の耐用年数は10年ほどと言われています。もし、基本的に8年を過ぎてお使いで、水漏れが起きている方は、修理ではなく、交換をオススメします。また修理よりも、交換のほうがコストパフォーマンスが良いことが多いです。
- 大量の水漏れをしていても、リモコンにエラー表示がでない
- お湯の温度が勝手に設定温度より高くなったり低くなったりした
- 給湯器から異常な音が聞こえてきた
これらの場合も基本的に修理よりも交換をさせることです。そのための保証期間でもあります。
給湯器交換の費用の相場は?
その家庭のニーズや環境によって相場は変わってきます。
給湯器交換の費用について、くわしく書いた記事がありますのでこちらをどうぞ。→給湯器の交換にかかる費用の相場とは
上の記事にも書いていますが、まず見積もってもらうことが一番早く、費用が現実的にわかると思いますので、おすすめです。現場点検なしに、電話で概算見積りを出してくれる業者もあります。
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まとめ
以上、給湯器から水漏れを起こしている時の原因と対処法をまとめました。
大量の水漏れは、バルブを閉めて対処してください。
そして、自分で修理をするのは危険ですので、必ず業者さんに修理してもらってください。
その給湯器を8年近く使われているという方は修理ではなく、交換をオススメします。
交換をお考えの方は、まず無料見積もりをどうぞ。