「あれ、お湯が出ない」給湯器業者を呼ぶ前にチェックしたい原因まとめ
「いつものようにお湯を使おうと思ったらお湯が出ない!」慌てますよね。
給湯器の故障かな?と思いがちですが、専門業者を呼ぶのはちょっと待ってください。
業者をせっかく呼んだのに、故障ではなく意外と簡単な理由でお湯が出なかっただけだったという事があるんです。
それを知らずに給湯器を交換することになったらお金も結構かかってしまいます。
「給湯器の交換にかかる費用の相場とは」はこちらの記事でご確認下さい。
お湯が出ない原因は大きく分けて、給湯器、ガス、水道の3つがあります。
自分で解決できるなら業者を呼ぶ必要ないですよね。
ここではお湯が出ない原因についてご紹介します。
慌てず消去法で考えてみてくださいね。
その1、お水は出ますか?
そもそも水が出ない!と言う場合は給湯器の故障では無く、水道から水が供給されていない事が考えられます。
主な原因として考えられる事は4つです。
- 断水・・・断水かどうかは他の蛇口から水が出るか、ご近所さんがお水を利用できているかどうかで確認できます
- 凍結・・・寒冷地では凍結対策はされていると思いますが、屋外に設置されている給湯器の場合だと
凍結することがあります。確認してみましょう - 止水栓が開いていない・・・水を供給する栓が開いていなければ水は供給されません
- 水漏れ・・・水を供給する水抜栓から水が漏れて給湯器まで水が達していない場合も、当然水は出ません
その他、混合水栓の中の部品が壊れている場合は水は出ますがお湯になりません。
この場合は水道の業者に依頼して部品交換をして直る可能性があります。
その他にも水に関するトラブルの場合は、水道局や水道の業者さんへ相談してみましょう。
水道屋さんの比較サイトもあるので、よかったら参考にしてみてください。
その2、ガスは来ていますか?
水は出るけどお湯にならない!という場合どんな原因が考えられるでしょうか。
ガスの元栓が閉まっている…
驚きの原因ですが意外とあるんです。
ガスの元栓が閉まっていれば当然お湯にはなりませんよね。
大きな地震があった場合などは安全装置が自動で起動することもあります。
一度、ガスが給湯器まで来ているか確認してみましょう。
ガスコンロに火がついているようであればガスに問題はありません。
その3、給湯器故障時に見落としがちなチェックポイント
水にもガスにも問題なかったけどお湯が出ない!と言う場合は給湯器に問題がある可能性があります。
しかし、すぐに故障と判断せずによく見落としてしまう原因を確認してみましょう。
意外と単純な事が原因だったりする事があります。
- 蛇口に付いている温度設定がお湯になっていない
- ブレーカーが落ちた時に給湯器の電源も切れてしまった。又はコンセントが抜けている
- お湯の使いすぎ(電気温水器の場合で沸き増しの機能がついていない場合)
こんなことで?と思いがちですが、焦っていると意外と思いつかないものです。
一度確認してみましょう。
その4、給湯器の故障
特にケアレスミスもないのにお湯が出ない、お湯の温度が一定にならない、リモコンにエラー表示が出ている場合等は給湯器の故障の可能性が高いです。
リモコンにエラーコードが出ている場合は、エラーコードから故障原因を特定できる場合もありますし、一旦電源を落として入れ直すことでリセットされ通常通り利用できるようになる事もあります。
各メーカーのエラコードをまとめてくれている親切なサイトもありますので、エラコードの故障原因や対処法を知りたい場合は参考にしてみてください。
給湯機器の寿命は約10年程と言われています。
給湯器自体が古くなってきて調子が悪いという場合は、修理・交換を検討しても良いかもしれませんね。
いずれにしても給湯器の故障が疑われる場合は、給湯器を取り扱っている業者に相談した方が良いでしょう。
賃貸物件にお住まいの方は、自分で業者を呼ぶのではなく、管理人さんや大家さんに相談しましょう。
賃貸物件の場合は、管理している会社や大家さんが既に給湯器の修理・交換の業者と契約している場合もあるので、ご自身で勝手に業者やメーカーに連絡するのはおすすめしません。
給湯器の故障の場合は、給湯器の故障時のチェックポイント&対処法の記事もチェックしてみてください。
重複する内容もありますが、より詳しく解説しています。
おわりに
いかがでしたか?思ったよりも単純な事で水が出なかったり、お湯にならなかったりする事がお分かり頂けたと思います。
しかし、急にお湯が出ずに焦っていると人間冷静な判断ができない事がありますので、専門業者さんを呼ぶ前に一度確認してみてはいかがでしょうか。
お湯が出ない原因一覧
・断水
・凍結
・止水栓が開いていない
・水漏れ
・混合水栓の中の部品が壊れている
・ガスの元栓が閉まっている
・蛇口に付いている温度設定がお湯になっていない
・ブレーカーが落ちた時に給湯器の電源も切れてしまった、又はコンセントが抜けている
・お湯の使いすぎ(電気温水器の場合で沸き増しの機能がついていない場合)
・給湯器の故障
色々確認したけど、やっぱりお湯が出ないとなった場合は、給湯器の専門業者に連絡してみてください。
給湯器の交換するならどこの業者がおすすめ?
下記の業者は給湯器の本体価格もメーカーなどの定価に比べて半額以下の料金で販売していたり、工事費用も一般的な業者よりも安く、実績があるため安心できる業者だと思います。
業者によって対応エリアが異なるので、ご自宅がある地域にあった業者を選択していただければと思います。
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まとめ
給湯器は交換するのに工事費も含めると最低でも10万円はする高額な商品です。
お願いする業者によって金額にかなりの差がでたり、アフターサービスなども質も変わりますので、しっかり吟味しましょう。
また、ご自身だけで悩んでも専門的なことは分からないことばかりだと思いますので、複数の業者にお電話で相談してみるのが一番手っ取り早い方法だと思います。
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